しょうが紅茶は体を温め、免疫力を上げる効果があります。簡単に作れます。
寒い時期も、夏に冷房で冷えがちな時もおすすめなのがしょうが紅茶です。
しょうが紅茶には体温を高く保ち、免疫力を上げるはたらきがあります。
しょうが紅茶の作り方
【作り方】
- 紅茶を淹れます。ティーバッグでもOKです。
- しょうがをすりおろし、入れます。チューブタイプのしょうがでもOK!
- お好みで、黒砂糖やはちみつで甘みをつけます。
完成です。
しょうがは皮ごと使うとよいです。皮に近い部分にジンゲロールが多く含まれるためです。
甘みの代わりにレモンを絞るのもおすすめです。(ビタミンCには抗酸化作用があります!)
しょうが紅茶の効能
しょうがにはいろいろなよい成分が含まれます。
ジンゲロールは末梢まで血管を拡張させ、血流をよくする効果があります。これで体温も上がりやすくなり、結果として免疫力が上がります。
ショウガオールやジンゲロンにも血流をよくする効果があります。シネオールには便秘改善、利尿作用など、代謝をよくする効果があります。こうした成分が免疫力の向上につながります。
また、紅茶に含まれるカテキン(タンニン)には、抗酸化作用があります。それにより細胞を傷つける活性酸素のはたらきを抑制できるので、免疫力UPにも効果があります。
免疫力を上げるコツ
免疫力は体温と深いかかわりがあります。人間の体は、体温が1℃下がると免疫力が30%低下、基礎代謝も12%低下するとも言われます。36.5℃くらいの体温を保つことは免疫にとって大切です。
ですから、しょうが紅茶を食前や食後、朝やお風呂前に飲むのはとてもよい効果があります。
ちなみに、「ダラダラ過ごす」(適度に休息をとる)ことが免疫力UPに大変効果的だそうですので、これもぜひ試してみてください!
参考:『図解 眠れなくなるほど面白い 免疫力の話』石原新菜、日本文芸社、2020
文:木村洋平
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