毎年、9月20日は世界クリーンアップ・デー(ゴミ拾い・清掃の日)です。世界各地でゴミ拾い活動がおこなわれます。
毎年、9月20日は「世界クリーンアップ・デー」です。国連により「国際デー」として定められています。世界中でゴミ拾い(清掃活動)をする日です。
世界中でゴミ拾い(清掃活動)をする日
2008年に北欧エストニアの若者が呼びかけて、5万人が1万トンの不法投棄されたゴミを回収したのが世界クリーンアップ・デーのはじまりです。これは市民運動のひとつでした。その後、共感の輪がひろがり、「やってみよう」キャンペーンがくり返され、2023年には世界の198の国と地域で1910万人がゴミ拾い(清掃活動)に参加しました。
こうして、世界中に9月20日のゴミ拾いが広まっていきました。
日本各地でゴミ拾い
日本では、9月は「世界クリーンアップ・デー」のほか、環境省と日本財団の共同プロジェクト「秋の海ごみゼロウィーク」(9/20-9/29)もあります。9月の間に日本各地で、企業や市民が主催するごみ拾いがおこなわれています。
* 2024年活動地域(世界クリーンアップ・デーより)
BLUE SHIPで環境団体・イベントを探す
9月にかぎらず、ごみ拾いを季節ごと、日常的におこなっている団体についてはBLUE SHIPというサイトから探すことができます。地域、キーワードを指定して検索できます。また、ご自身が環境団体やイベントを主催している時は、BLUE SHIPに無料で登録することもできます。
このBLUE SHIPを運営しているのは、江の島で2005年からゴミ拾い活動を続けるNPO法人 海さくらです。
参考記事:海さくらのゴミ拾いに参加した体験記事
まとめ
浜や街でゴミ拾いをすると、ポイ捨てやプラスチックゴミを目の当たりにします。実は、海のゴミの約7〜8割は川・街から来ています。ですから、ふだんの生活でゴミを出さないようにすることが、川をたどって海に流れつくゴミを減らすことにつながります。
文:木村洋平